広島で神待ち出会い

「神待ち」というのは「エッチはしない。でも食事をおごってくれて泊まる場所まで用意してくれる神のような男を待っている」と意味の出会い系スラングです。

こんな出会いが成立するんでしょうか。でも、それなりの数の「神」がいるから「神待ち女子」が出没しているんでしょうね。もちろんおれは「神」になんかなれません。

アポ取りするときの目的はマンコ、ただそれだけです。それなのになぜ神待ち女子と待ち合わせてしまったのかというと、その日あまりに掲示板への投稿が少なかったからです。

男って追い詰められると、特にそのときチンコが勃起してたりたりすると異様な妄想がふくらみがちです。

それで「いくら神待ちだって口説けばエッチできる」という思いに憑りつかれて、彼女がいる広島駅近くのマクドに合流しちゃったわけです。

待っていたのは、まあ、たいした女じゃありませんでした。歳は若いですが、顔はドジョウです。ドジョウのくせしやがって「お腹減ったー。ねえ、お肉食べいこうよー」とか図々しいことをいってきます。

本当はかなり迷ったですが、ここはひとつ「神待ちを知る勉強だ」と思って、ステーキ屋に連れてって安めの肉を食わせました。

この女、よほど腹が減っていたのか、ご飯をおかわりまでしてました。「どうする？カラオケ行く？あたし、割引券持ってるよー」さすがにこんな女とひと晩カラオケする気にはなれません。

そこでダメ元でいいました。

「ラブホ行こうぜ」

「えー。エッチする気？」

「ああ。する気だよ。当たり前だろ」

いっそ断ってくれたほうがサッパリする、そう思っていったんですが、彼女は「わかったー。いいよー」あっさりＯＫしてきて、結局そのままラブホに行くことになりました。

でも、この女、身体が硬いうえにフェラは下手だし、濡れずらいし、全然気持ちよくありませんでした。やっぱり「神待ち」なんかに手をだすもんじゃありません。

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